故障車でも買い取ってもらえる理由について
故障車でも買い取ってもらえる理由
故障している車は無査定が当たり前と思っている人にとって、なぜ値段が付くことが
あるのかは疑問に感じる部分でしょう。この点について、しっかりとした理由が
複数ありますので、以下で解説していくことにします。
まず、故障車といっても、状態によっては再利用が可能なパーツが残っていることが
あります。生きているパーツを全部取り外し、中古部品を取り扱っている業者に
買取り業者が売却するのです。
ここでお金のやりとりが発生するため、故障車といえでも
無査定に終わらないことがあるというわけです。
金属のパーツや海外市場で利益
次に、これはだれもが理解していることとは思いますが、車というのはほぼ全ての
パーツが金属製です。この金属には価値があり、買い取る業者があることは
意外と知られていません。
全焼車両であっても金属自体の価値は変わらず取引されますので、
重量がある車の場合、万単位のお金が動くこともあるのです。
そこから車の買取業者は利益を得ることができるため、
故障車を売却しても0円ではなく値段が付くのです。
そのほか、車の買取業者によっては、国外に輸出して利益を得る事業を行っています。
発展途上国などで日本車が走っている様子をテレビやインターネットの動画などで
見たことがある人は多いでしょうが、随分古いモデルのものも現役で走っています。
簡単な修理をほどこして走行可能な状態にしたあと海外に流し、利益を獲得しているため、
無査定で終わらず場合によっては高額買取が実現しているのです。