故障車査定の前に査定員に故障箇所を伝えるべき?
査定員に故障箇所を伝えるべき?
故障箇所が自分で分かっている場合、
査定士に質問された際には正直に申告しましょう。
事前に故障箇所を話すと、自分でマイナス査定をしてくださいといっているようで
気が進まないという人もいるでしょうが、しっかり答えることによるメリットもあります。
故障箇所が不明だと、査定士はどこが悪いのかを突き止めるまで時間がかかりますが、
申告すればこの時間が短縮されます。
つまり、長く査定のために拘束されることがなくなるのです。早く査定を終わらせて
ほしい人は、上記のような理由で申告したほうがいいということになります。
故障箇所を把握していることをアピール
ほかには、故障箇所が分かっている場合、正直に話すことで、どこがおかしいか
分からないまま査定依頼をしたわけではないというアピールになります。
故障している箇所が不明だと、悪徳業者のようなところの場合には、
無知につけこもうとしてくることがあります。
本当は故障しているわけではないのに故障箇所を追加し、査定額を不当に
下げられてしまうような被害を受ける恐れがあるのです。
これが故障箇所を申告した場合、車の知識が多少はある人だと判断され、
前述したような不当な買取額のダウンを防ぐことに繋がります。
なお、故障箇所が分かっている場合、絶対にしてはいけないのは嘘をいうことです。
自分から進んで故障箇所を話す法律上の義務はありませんが、
質問された際に嘘をいうのは違法行為になってしまいます。
また、あとで故障が発覚した場合には再査定が行われて、
結局は減額分を返さなければいけないことになるのがオチです。